冷蔵庫を開けるな

22歳奮闘記

言いよって君が言うなら暇はいくらでもあるから

店長に辞めるのを言った。店はどうなるんだ。来月末でベテラン2人が辞めて、ぺーぺーだったけど私も辞めて店はどうなるんだ。でも私は2ヶ月前に言ったからな。みんなの事考えた言ったんだからな。辞めるって言ってる職場で働くのは辛いんだからな。分かってくれよ。

 

 

久しぶりに親友と2人で遊びに行った。蚤の市だ。蚤の市でピアスと古着とリースを買った。我が家のドアにクリスマスリースが飾られた。そんなちっぽけな事だけど心に余裕が生まれたみたいで嬉しくなった。豊かな生活が送れてるみたいで嬉しくなった。

 

絶賛モテ期の親友に彼が好きなのは「恋愛じゃない、宗教だ」と言い切られた。あながち間違えじゃないのかもしれない。彼が言うことの全てが正しく見えて、カッコよく見えて、あー成りたいって思うは確かで。これって宗教なの?

 

 

今月一度もシフト被ってなくて会えないって嘆いてたのに、店閉めた後彼がバイト先に来てくれて、私と同い年の同僚を飲みに連れてってくれて、彼の悲しい離婚話とか愛についてとかいっつも彼は熱く語ってくれて、もうそれが大好きなんだよね。私のもともとの好きなタイプは熱い人苦手なはずなのに、どちらかといえば喜怒哀楽が少ない人のが好きなんだけど、彼は真逆だな。それでも大好きだなってその夜確信した。でも、彼と私の中でやりとりがあって彼が「○○は今日も可愛いね」って言って私が「やめてください」って言うのが定番化してて、これが会話の合間に何度も繰り返し起こるんだけど、彼は「○○とは何年経ってもこの関係でいたいな」って言ってて、彼は私の事好きでいてくれてるの分かるんだけど、私の好きと違うんだよね。私はこの関係に満足してないんだもん。ごめんなさい。でも私は恋愛として好きなんだもん。惚れてるんだもん。年上はカッコよく見えるのはしょうがない。でもそれを越してこの関係を崩したいくらい好きになってしまった。彼は困るんだろうな。でも私はこれっぽっちの勇気も持ち合わせてない。関係は崩したい、でも出来ない。